デジカメ選び

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デジカメの構造
デジカメメーカー
画素と倍率
記録媒体
実際に選ぶ際のポイント


デジカメの構造

デジタルカメラと従来のアナログカメラとの違いは、
その記録方法だ。
従来のカメラはレンズからの光の加減を利用して銀塩フィルムに感光させる事により
映像を記録させる。
普通のカメラを銀塩カメラと呼ぶのは、この銀塩フィルムを使用するからである。
銀塩フィルムが確立する前までは、写真は一般にガラス甲板を使用していた。
これも銀塩と同じ薬品をガラスに塗布したものを用いて、
レンズから得られた光の加減を利用して、映像を記録する。
この頃は当然、モノクロ写真全盛の時代。
その薬品に感色素を付与し、光の加減から色を選出し映像を記録する、
これがカラーフィルムである。
従来感色素は3原色から成り立っているが、
最近は4原色を採用したフィルムもあるようだ。

どちらにしても、カメラの構造は至って簡単。
光の加減による薬品の化学変化を利用したシステムなのだ。
だから、遮光した箱の中に感度の高いフィルムを入れて、
フィルムの対面に針穴をあけて、それを遮光テープで塞ぎ、
撮影時に一瞬開いて閉じると、
写真ができあがってしまう。
これが世に言うピンホールカメラというモノだ。
簡単に書いているので、具体的説明は省略するが、
要するにカメラは光の加減から全体的な画像を取得し、
感色素により色を発色させて記録する方式が一般的である。

デジタルカメラも殆どコレと変化はない。
銀塩フィルムの代わりにCCDというチップを用いて、
レンズから得られた光を感光し、また色を感光する。
そして、得られた光や色の配色をデジタル方式により、記録させたモノが、
デジタルカメラであり、デジタル写真なのだ。

つまり、デジタルカメラの構造自体はアナログカメラと大差はないと考えても良いだろう。
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デジタルメーカー

日本人はなんったってブランド志向。
馬鹿馬鹿しいくらいブランド優位だが、ブランド=良いモノでは無い。
特に工業製品にはそれが良く当てはまりまる。
さて、デジタルカメラにおいて、メーカー選びは重要な要素だろう。
そこで、カメラメーカーについて野良猫帝国的価値判断に基づいてレクチャーする。
見たいメーカーをクリック。

SONY Canon NIKON オリンパス サンヨー 

カシオ 富士フィルム 

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SONY

SONYというと最近とかく、有名になった。
もともとはデパートの片隅から立ち上がったメーカーだが、
カメラともそれなりに関わりがあるメーカーかもしれない。
フィルムという点と映像機器の開発という点で。
sonyを有名たらしめたのはやはりβ方式のビデオ規格だろう。
VHSよりも音声や画像の録画結果が優れていた。

さて、デジカメメーカーとしてのSONYはどうだろうか?
SONYのデジカメと言えば、サイバーショットシリーズであるが、
スタイリッシュな外観と常に最先端の技術を採用しまくっている点では
カメラメーカー他社とは何か違う感じもあるが・・・・・
最先端だからといって、使い勝手が良くなるわけでもない・・・・
スタイリッシュな外観だからと言って、カメラ性能が格別良いわけでもない。
ソニーデジカメの最大の欠点はメモリースティックという記録媒体と
カメラの電気供給源が充電式バッテリーを採用している、という点かもしれない。
カメラ自体の性能は多くのカメラメーカーと差程にも変わるモノではない。
確かにライカでお馴染みのカールツァイスレンズを採用しているとはいえ、
それが現技術段階のCCDハニカムとどれだけリンクするというのか?

従って、常にカメラ選びの候補に入るにしても、二番人気が限度となるカメラメーカーである。
但し、もしあなたのPCがSONYのVAIOシリーズであり、
それを利用しているなら話は変わる。
SONY製品は同社リンクの能力に卓越しており、
PCもカメラも十二分に発揮できる能力を持ち合わせるのだ。
だから、VAIOユーザーであったなら、迷うことはない。
もし購入候補に入っているなら、サイバーショットシリーズを購入すれば良いだろう。
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Canon

キャノンは日本三大カメラメーカーの1つである。
古くからカメラを創り続けいまも作り続けている。
そんなキャノンのデジタルカメラは二種類の志向に造り分けられている。
1つが完全無欠のプロ仕様、今ひとつが誰でも簡単お手軽デジカメ、である。
プロ仕様はそのまま銀塩カメラのEOSシリーズをデジカメ化したものが多く、
現にEOSという名称を付与された高級機種も存在している。
これはレンズが銀塩カメラと相互交換出来るモデルであり、
本当にプロが使用しているデジカメである。
一方、お手軽デジカメの名の下に生産されているのが
IXSYシリーズである。
こちらも同名のカメラが銀塩方式でも生産されている。
カメラとしての信頼度は高い。
実用性もある。
じゃあ、値段は・・・・・・。
量販店ですら安い価格ではなかなか売っていない。
同レベルカメラでも多少価格が高いのだ。
ただ、銀塩で鍛えられ、磨かれた技術は確かに生きている。
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NIKON

キャノンと共に日本のカメラシェアを分割するメーカーである。
銀塩ではFシリーズが猛威を振るい、プロアマ問わず、
幅広いカメラ好きからこよなく愛されるメーカーだ。
デジカメの分野では多少独自路線を進んでいる傾向はあるが、
そこはそれ、カメラメーカーとして培ってきた技術の故である。
先に紹介したCanon同様にカメラの信頼性は高い。
値段もやはり、高い。
だがニコンレンズは、バカチョンカメラですら搭載されているハニカムによく適合している。
これは凄い。
やはり、プロ仕様のカメラも生産しているが、
こちらもCanon同様化け物じみた性能と価格からやはり、
現場のプロが採用しているか、
半アマチュアが使用している感が強い。

カメラデザインに好きずきが分かれるかもしれないが、
【撮るカメラ】としての実用性は確実な線をもっている。

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オリンパス

オリンパスをカメラメーカーとして位置づけたのは、
同社の開発した【オリンパス・ペン】シリーズだろう。
これが発売された当時はカメラはまだ高級な存在だった。
それを万年筆が買える程度の値段で発売させたモノが、
オリンパス・ペンシリーズだった。
多分、40〜50代の方にはお世話になった人も多いだろう。

オリンパスは現在、ペンシリーズではなく、
キャメディアシリーズを生産している。
そしてこのシリーズをデジタルカメラ化してデジカメを作っているので、
工学性能は銀塩並である。
これら高性能で低価格をコンセプトに作られているカメラは、
入門機、中堅機、プロ仕様、とバリエーションに富む。

初めてカメラを手にするならば、
オリンパスのμ系は特にお奨めだ。

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サンヨー

デジタルカメラの隠れた最大手生産メーカーがサンヨーだ。
実は、日本で売られているデジタルカメラの多くが、
サンヨーのOEMであるケースが多い。
その為、各社が発売するカメラの形状がとてもよく似ている場合がある。
これは最終メーカーが違うだけの中身は兄弟である結果だ。

サンヨーは長らく生活家電メーカーとしての地位を作り上げてきた。
そこで培われた工業生産技術に
各メーカーから供与された技術と自社開発技術を組み合わせ、
優れた製品を開発している。
当然、デジタルカメラもそうした内のひとつである。

デジカメとしては他のメーカーとそれ程変わらない。
当然ながら・・・中身はこのメーカーであったりするのだから。
カメラ外回り関係に弱い気もするが、価格は安価であり、
入門機種、或いはお手軽機種としてのカメラ利用ならば、
十分に答えてくれるハズである。
換言すれば、
壊れても痛みを感じないからガンガン使用できる
という強みを持っているかもしれない。

デザイン的に好きずきの分かれる気もするが、
安価で即戦力な実用カメラとしてなら、選択の余地はないかも。
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カシオ


日本で最初にデジカメを製品化したメーカーがカシオである。
この辺りは少し前にNHKのプロジェクトXでも取り上げられたりしているので、
記憶にある方も多いだろう。
QVシリーズは単機能で使い勝手を重視したモノが多く、
最近発売しているカメラもコンパクトなモノが多い。
世界際薄のカメラを発売しているのもこのメーカーだ。

常時持ち歩き、webや資料としての撮影チャンスを有効に活用したい人は、
購入リストにチェックを入れても良いだろう。
全体的にカメラとしての性能には少し物足りなさを感じる点も否めないが、
目的を与える事で存分に活用できる。
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富士フィルム

先に紹介した日本のカメラメーカー双璧の対抗馬が富士フィルムだろう。
独自の感色素を開発し、フィルムメーカーとしては確固たる地位をもっているメーカーである。
さて、フジカ名称で親しまれるカメラであるが、
デジカメとしての性能はどうであろうか?
富士カメラ製品はかなり独特の製品が多い。
CCDハニカムからして独特だ。
このフジノンCCDハニカム、確かに性能はいいのだが、
どうにもカメラ製品毎にバラツキがある様に感じられる。

カメラバリエーションは入門機から中堅モデル、ハイアマチュア、プロ仕様と
凄まじく豊富であり、それぞれがそれぞれに特色有る性能を謳っている。
mp3プレーヤー付きのカメラを発売させたのもこのメーカーだ。
個人的には多少の露出オーバー、或いは露出アンダーと
液晶と得られる画像のギャップが難である気もするが、
慣れれば使い勝手も良くなる。
何より値段が確実に安価なのは大きな強みだ。
他社メーカーの同性能製品に対して一割から二割は安い。
安いからユーザーも意外と多い。

違った味のカメラを楽しみたい人には最適だろう。
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画素と倍率

単純にデジカメの性能を左右するのが画素と倍率である。
だから、ユーザーの中にはこれだけを目安にして購入する人もいるだろう。
日本でQV−10が発売された頃、
デジカメは単焦点で、せいぜい30万画素程度の能力だった。
液晶ビューの標示能力に至っては、6万7700色程度。
とても、銀塩カメラに対抗できる存在ではなかった。
それでも撮ったそばから確認できる機構はカメラユーザーのみならず、
幅広い人たちの支持を受けることが出来た。
技術は日進月歩で進み、当然、カメラの能力も飛躍した。

安いカメラでも3倍デジタルズームで200万画素
少し良いモノになると光学3倍デジタル2倍ズームで、320万画素以上のモノが多い。
ここに来て主流となりつつある画素数は500万画素だ。
実際、デジタルカメラの画素は1280万画素近くまでが販売ラインに存在しているが、
一般的とは言い難い。
実は画素はデジタルカメラの性能にそれほど大きくは関与しないのだ。
450万画素程度までいけば、銀塩以上の描画力が得られてしまう。
今だって人間の目が感知する画素数を大きく上回っている訳であるから、
画素数の拡大化はそれほど考えなくても良いのだ。

しかも、画素数が高くなった理由は写真の大きさを拡大するためであり、
サービス版程度ならば既に十分な領域に突入している。
A4サイズ以上に引き延ばして使用する訳でないならば、
目くじら立ててこだわる必要はない。
それこそ、メーカーの思うつぼだろう。

但し、ズームは話が変わる。
そしてズーム能力が拡大されれば、感知画素能力は高く要求されてくる。
現在デジタルカメラには二種類のズーム方式を併用して採用しているケースが多い。
つまりは光学ズーム方式とデジタルズーム方式である。
前者は銀塩時代と同様にレンズの物理的な仕組みにより、
画像を引きつける方式である。
当然、レンズ性能が要求される訳であり、
ズーム能力が上昇すれば、更に精密な研磨を施されたレンズを多数使用する事になるので、
カメラ自体は非常に重くなる。
しかし、無理のない引きつけ方式であるから、得られる画像クォリティーは高い。
対して、デジタルズームは一度ハニカムで得られた画像を解析し、
拡大させ引きつける方式を採用しているわけであるから、
ズームが大きくなればなるほど、画像は粗く、汚くなる。
従って、カメラを購入する際は、デジタルズームの性能は無視して構わない。
純粋に光学ズーム能力と画素数を見ればいいだろう。

ちなみにデジカメの6倍ズームは銀塩カメラ35mm換算で300−380mmレンズに大体相当する。
そして人間の目が3倍ズーム程度である。

300万画素程度で、光学3倍デジタル2倍ズームならば、申し分ない性能であるが、
300万画素程度で、光学2倍デジタル3倍ズームであったなら、購入リストから除外して良い。
決して光学ズーム性能がデジタルズーム性能を上回るモノは選択してはいけない。
そして、光学ズームの補助としてデジタルが選択できるのではなく、
デジタルと光学を同時に使用する機種もリストから除外しよう。

また、画素数が異常に低いのにズームだけは異常に高いカメラもリストから除外しよう。
211万画素レベルで光学10倍デジタル4倍がギリギリのラインだ。
光学12倍デジタル3倍程度のカメラを望むなら、350万画素は必要になる。
つまり、ズームと画素数は一定レベルのバランスが必要なのだ、
という点を覚えておいて頂きたい。

また、画素を表す単位に従来の画素からピクセルという言葉に移行しつつあるが、
コレは単純に画素では数字が大きくなりすぎるための措置である。
100万画素=1メガピクセルと覚えておけば良いだろう。

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記録媒体

さて、デジタルカメラには記録媒体を介して画像を保存するのが一般的である。
かつては内蔵RAMに記録していたが、画質の向上と共に内蔵RAMでは足らなくなったのが現状だ。
何より、内蔵では使い勝手が悪い。
そこでフロッピーを記録媒体に使用する方式のカメラも作られたが、
フロッピー程度では撮影枚数に限度があり、電力面でも非効率な事から、
マイクロチップを利用したメディア媒体が作られた。
ところが悪い癖で、これらメディアは統合性に欠けて、
様々な規格のモノが生まれ、現在に至っている。
代表的な所でも4種類も有るのだから頭が痛いハナシである。

そんな訳で、デジタルカメラも様々なメディアを採用しており、
それぞれに互換性が低い状態が続いている。

従って、購入ポイントの要素として、使用メディアというのは欠かせないモノになっている。
カメラで多く使われているのは以下の通りだ。

コンパクトフラッシュカード(マイクロドライブ)
スマートメディア 
MMC&SDカード 
メモリースティック

xDピクチャーカード

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コンパクトフラッシュカード(マイクロドライブ)

古くから採用され、一時は下火になったが、近年の大容量化で採用される機会が増えたメディアだ。
このカードの特徴はとにかく容量が大きい点だろう。
4MB−4GB近くまで存在する。
また、フラッシュメモリーではないにしろ、
同じ規格でハードディスクが存在し、340MBを最小に4GBまでのラインナップがある。
大容量をコンパクトに持ち運べる点は良いのだが、他のメディアに比べるとコンパクトとは言い難い。
しかし、安定した書き込み制度や書き込みの速度は、一眼レフデジカメには向いている。
頑丈な造りで、比較的安定しているので、悪くはない。
そして、カードスロットを装備するノートPCやPDAとの相性もいい。
価格が安いのも魅力かもしれない。
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スマートメディア

かつてデジカメでは比較的多用されていたメディアである。
大きさはコンパクトフラッシュの半分ほどで、1mmに満たない薄さである。
読みとり端子部分が露出しているので、
壊れやすい点もあるが(と言うか、使ってると簡単に読み込み不良が発生する)、
それでも価格はメディアの中でもっとも安かった。
容量は4MBから512MBまで存在。
が、しかし・・・構造上、これ以上の容量拡大は難しい。
また、読み込み書き込みの速度も速くはない。

安さを武器に枚数を揃えて、使い回せる所は、
かつてのフロッピーに近いかもしれない。
デジカメにはもっとも適していると思うのだが・・・・・
行く年波には耐えきれず、どんどんと衰亡・・・・。
現在では生産されているメーカーも極僅かとなり、当然、デジカメで採用しているのも少ない。

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MMC&SDカード

MMC(マルチメディアカード)とSDカードは本来は別物である。
前者は主にモバイル機器やMP3プレイヤー等で採用された。
比較的低電圧で作動し、SDに対して機器のバッテリーの持ちがよい。
一方、SDカードはMMCをより改良し、読み込み書き込み性能を高めた
第二世代のメディア媒体である。
厚みに若干の差がある程度で、機器によっては互換性を有している。
設計上の都合からMMCが512MBが最大であったのに対して、
SDは現行で2GB。理論的にはさらに増量が可能であるらしい。

その柔軟な設計思想と採用企業の多さか、特に携帯電話機に搭載された事で価格は徐々に低下。
かつてのスマートメディア的な存在になりつつあり、デジカメに限らず様々なモバイル機器に使用されている。

デジカメでも当然、採用メーカーはダントツだ。
最近は、コンパクトフラッシュとSDのツインドライブを採用する例も見られる。
このカードは大容量データをやりとりするモバイル機器向けなのだが、
それだからこそ、デジカメやオーディオプレイヤー、モバイル機器に採用された。

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メモリースティック

メモリースティクはSONYが開発した独自のメディアである。
だからその手のSONY製品は間違いなく採用している。
デジカメもSONY製品ならほぼ採用している。
メディアとしてはSDカードと同程度の性能である。
最近はSDカードと同じ大きさのモノも発売したらしい。
容量は4MB−2GMBまで存在するが、
やはり容量の増量も可能であるようだ。

近年はSDと共に携帯電話にも採用され、それに伴い低価格化が進み、普及している。
また、ソニーのPSPのメモリーとしても使用されており、
より普及化が進む。

使い勝手が格別とは思わないが、ソニー製品を持っていれば、使う事が当然となる。

SONY製のデジカメを買った場合は、このメディアを使用することになるだろう。

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xDピクチャーカード

フジフィルムとオリンパスが共同開発したデジカメ用のメモリーカード。
開発当時はSDなどに対しても引けを取らない安定した性能を持っていて、将来を期待されたが、
如何せん、採用するメーカーが少なく、普及化には二の足を踏んでいるのが現状だ。
とは言え、フジカやオリンパスのコンパクトデジカメを購入した場合は、
このカードのお世話になるのは間違いない。

最近は他社開発カードの多くが低価格になったのに併せて、価格も同程度で購入可能。

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実際に選ぶ際のポイント

ここまでデジカメの選択の際のポイントを書いたが、如何であっただろうか?
ここで実際に買うまでの購入の要点をまとめてみたい。

1 主目的を明確にする
2 予算を決める
3 実際に店に行く
4 店に行ったら実際に動作させてみる
5 一度、再検討の為に家に戻って考える。
6 改めて店に行く
7 目的のモノを買ってみる

と言うのが順当な流れだろう。
主目的を明確にするのは非常に重要である。
これが予算につながるからだ。
オールラウンドで使いたい場合は、
やはり中級モデル以上のモノが良いだろうから。
適度に楽しむ分にはバカチョン型のカメラでも良いが、
きちんとした撮影目的ならば、迷わず一眼レフタイプを買うべきだろう。

予算は購入するカメラに応じて変化する。
バカチョンなら現行機種で3万円以内がベター。
一眼は前モデルで5万以内が目安。
あまりやすいのは買わないに限る。
レンズ交換式は素人向きではないので写真好きでないなら、なるべく手を出さない。

そうして有る程度決まったら、実際に動作をさせて貰える店に行ってみると良いだろう。
何事も触ってみなければ判らない。
触らせない様なケチな店ならそこで無理に買う必要はない。
とにかく触ってみる事。
触った結果、イメージ通りならそこで決め手も良い。
イメージと違う、或いは複数候補で迷う場合は、
もう一度、考えても良いだろう。

そして腹が決まったら、購入すればいい。
くれぐれも早買いして、後悔の無いように。
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