最強のモバイルをゲット

1995年にwin95が熱病のように日本中に広まり、
その熱が冷めてしばらくした後、
急速にモバイルという言葉が日本人の中に浸透してきましたねー


★モバイルの定義★

モバイルと一言で言っても多種多様です。
モバイルとはどのようなモノなのでしょうか?
少し定義付けてみました。

1 大きさがB5サイズ以内で携帯性が高い事
2 重さは1.2キロ以下である事
3 基本的に内部電源(バッテリー等)で2時間以上駆動できる事。
4 インターネット及び電子メールが何らかの形で使用できる事。
5 パソコンやオフコン、所謂、コンピューターと連携が可能な事。

とこんな感じですか?


★モバイルの種類★

モバイルには幾つかの形があります。
ノートPCを小型化したノート型から、
液晶部分が独立しより携帯性を目指したハンドベルド型
或いは全くの独自の形を持った分類不能型、
そして携帯電話機タイプ。

それぞれが特色をもち、利点と欠点を有しているので、
どの形が突飛して凄いとは今のところいえません。


★モバイルの価格★

モバイルは搭載する能力と諸機能、大きさや重さによって価格がまちまちです。
やすいモノでは9800円辺りからですね。
携帯電話タイプは比較的安価に入手できます。
あと、型落ちしたモノもアウトレットショップなどで安価で入手可能です。


★モバイルの入手★

モバイルは万能ツールではありません。
用途に応じたモノを選択する必要があります。
もちろん、金銭に糸目を付けないのであれば、話は変わりますが・・・。
まず、本当に必要なのかを考えて下さい。
取り敢えず、モバイルが欲しいという方は携帯電話タイプがお奨めです。


★とはいえ、、、最強のモバイルは?★

え〜本題です。
最強のモバイルは何なのかを考えたいと思います。
上記に述べた事を基本原案として考えていきます。

定義に当てはめ、また用途の広さで考えると携帯電話型はかなり使えます。
それ自体がネットとメールに対応していますし、
PCとも連携がとれているモノが多いのも特徴です。
javaが対応になり、低画素ですがカメラを搭載し、
動画なども閲覧可能になっているモノが登場しています。
また、他のモバイルを使用する際にも必要となるツールですので、
モバイラーは必帯と言えるでしょう。

しかし、携帯電話型は様々に活用できる反面、
容量が小さく、取り扱えるデータにも限度があります。
そこで携帯電話の補助として登場するのが、
ノート型とハンドベルド型です。
ノート型はそのままノートPCである場合もあります。
この場合、ほぼ万全の機能を有し、
携帯ツールとしては申し分ない威力を発揮しますが、
バッテリーの持続性が低いモノが多いです。
そこでバッテリーの効率を押さえたタイプのモノを選択することになります。
これらは上位モデルだとWindowsCEというROM焼き付けのOSを搭載し、
従来のHDDではなくDRAMを記録場所として使用しています。
全体的に五時間前後駆動します。
下位モデルでも独自のOSを有し、
CE程では無いにしろそこそこ使用できるツールは多いです。

ブラウザボード ポケットポストペット ポケットモペラ エクシーレ 
シグマリオン mobio 等がこの仲間ですね。

逆にこのノート型から進化したのがハンドベルド型です。
これらは液晶にタッチパネルを採用し、
キーボードやマウスを必要としない操作でも機器の運用が可能に設計されています。
やはり、WindowsCEが採用されているモノもありますし、
PalmというWIN互換ののモバイルOSが採用されている場合もあります。

シャープのザウルスなんかがこの系統のハシリですね。

で、最強のモバイルなんですが、
結論は既に出てしまってますね・・・(爆
携帯電話型です。
ドコモのiアプリを搭載した携帯電話やFOMA、javaやモバイルhtmlに対応した電話機は
標準装備でオーガナイズツールを搭載し、
個々のオプションをインストールする事で、
PC上のワープロソフトや計算表ソフトと連携します。
また、単体そのものがメール端末やネット端末としての機能を有しているので、
事実上最強のモバイルと呼べるでしょう。
つまり、ノート型もハンドベルド型も携帯電話の補助ツールでしかなくなってしまったのです。

要するに携帯電話マンセーな話でした(藁

【ここから記事の補足2004/03/10】
さて、2004/03/10現在、モバイルはどのようになっているでしょうか。
ノート型モバイルはそのままノートPCになりつつあります。
部品の縮小化やバッテリー駆動時間の拡大により、
PC自体の超小型化に成功したためです。

現在の超小型ノートPCの代表的なメーカーはビクターとソニーですかね。
また、Docomoのシグマリオンは『シグマリオンV』へと世代を重ね、
独自のスタンスでユーザーを確保しています。

また、シャープのザウルスも独自の進化を遂げ、
かつての中途半端な装いから大きく一変。
OSも強化され、機種によってはLinuxを搭載し、
よりPCに近い仕様を得ています。
また、ハンドベルドで有りながら、ノート型にもなってしまう型なども有るみたいですね。

Palmでは、OSがver5に進化、CPUも200Mhzクラスの物を搭載した物が出回っています。
ソニーのCLIE等が人気の主力のようですが、
従来のClieユーザーには「ちゃちくなった」と受けが悪いのが実状のようです。

しかし、従来よりも薄く、バッテリーが長く、液晶が見やすくなった点は、
モバイル端末としては評価できそうです。

この他にも様々なメーカーが参入し、
PDAの世界は独自の進化を遂げています。

ただ、PDAは各社が個別の思惑で開発を進めているので、
OSも統一されず、規格も統一されていないのが現状です。
その為、初めてPDAを購入するユーザーは判断基準がない為に途方に暮れてしまうようです。

とはいえ、依然として強力に進化しているのが、携帯電話というモバイル端末です。
昨年末には携帯電話に搭載される事を想定した100円玉大の大きさのHDDが開発され、
そろそろ市場に登場するようですし、
携帯電話メーカー各社が挙って搭載させたデジタルカメラは200万画素クラスの画像解析力を持ち、
オートフォーカスや望遠機能、等のちょっとしたコンパクトカメラ並の機能を有しています。
また、java機能が著しく強化され、それに伴う、通信速度の高速化が実施されています。
これらを効率的に運用するために、外部データ保存機構として、
メモリースティックDuoやSDカードまたはSDカードDUO等が採用され、
データの保存力と他機種との連携力は強化されています。

また、演算の処理速度やメモリーの高速化により、
より高度なアプリケーションが利用できるようになり、
標準でマイクロソフトのofficeのデータ等が閲覧、編集できる機種もあるようです。

変わり種としては、テレビが見れたり、ラジオが聴けたりする物も出現してますね。

ただ、全体的に携帯電話のモバイルとしての購入価格が高騰気味です。


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