普通自動車免許
−学科編−


と、その前に

普通自動車免許を取ろうと思われる方の多くが、実地試験付きのぶつけ本番ではなくて、
実地試験免除になる各都道府県公安委員会公認の運転免許教習所へ行かれると思います。
最近は運転免許も割合安くなりまして、まぁ、教習所の教官に言わせると、
経営が厳しくて価格競争なんだ、そーですが、とにかくも利用する側にしてみれば、
有る程度は安い方が良いわけで・・・・

で、安いと言っても、教習所。
ハンコ貰えなければいくらでも値上がりします。
つまりは与えられた実技教習科目を1つずつ合格しない限りは
合格するまで前に行けない訳ですから、その度に5000円近くかかるんですね。
大体の実技教習時間は30時間程度と言われています。
つまりは実技教習代は15万円かかります。
他に教科書代とか学科料金とか入学金とかかかりますから、
通常は20〜25万円程度必要です。
で、実技教習でハンコ貰えないと、そこに加算されて行くんですよ。
だから大体30万円程度見積もらないといけないみたいですね。

でも何年か前から、追加料金なしというプランが存在してます。
これは通常のプランより若干割高なんですけど、
実技教習や検定試験において、いくらハンコ貰えなかろうが不合格しようが、
追加料金は取らないというシステムです。
平均初期費用が30万円程度なので、
どうせならこっちの方が安全かもしれませんね。

さらに近年はこの追加料金なしのプランに、レジャー要素を付け加えたプランも有りますね。
学生に人気が高く、高校の卒業旅行も兼ねて利用するそうですね。
その方が学割も利くみたいですし・・・・

言うわけで、免許取得に自信がない人でも、
まず間違いなくハンコは貰えそうなシステムですが、
実は免許教習には期限があります。
つまりは期限が過ぎれば全部パー。
折角、追加料金なしのプランでも、無駄になる可能性も有るんです。
そんな訳で、確実にハンコ貰うための方法とか、
学科試験をすり抜ける方法を岳飛の経験的観点から書いてみたいと思います。


学科

学科は現在の教習制度(2002年現在)に拠ると二段階制になってます。
一段階目で安全運転の基礎を学び、二段階目で運転実践の応用を学ぶという感じです。
時間配分は
一段階目の学科教習・・・・・10時間
二段階目の学科教習・・・・・16時間(セット教習含む)

と、なっていますね。

一段階目では
0  学科についての教習所からの説明
1  運転者の心得
2  信号に従う
3  標識・標示に従う
4  車の通行するところ してはいけないところ
5  交差点などの通行 踏切の通行
6  緊急自動車などの優先
7  安全な速度と車間距離
8  歩行者保護 等
9  安全の確認と合図 警音器の使用
10 進路変更 等
11 追い越し
12 行き違い
13 運転免許制度・交通反則通告制度

二段階目では

0 二段階目の説明
1 危険予測ディスカッション
2 自動車の保守管理
3 停車と駐車
4 乗車と積載
5 牽引
6 交通事故のとき
7 自動車の所有者の心得 保険制度
8 経路の設計
9 高速道路での運転

・・・そして、3時間ぶっ通しの救急救命講習

と言う感じで進められていきますが、
実際は学科は一部を除いては順不同で受講可能なはずです。

学科は別にまともに聞いて無くても良いんですけど・・・・すっごく眠くなります。
ただ、一段階目の学科はこれからの運転、
というより、一段階目と二段階目の間でやる効果測定と検定試験の為にも
有る程度要所要所は押さえて置いた方が良いですね。
効果測定は一段階目もも二段階目もまんべんなく出題されますし、
出され方もひねくれまくっていますので、
気分がヘコまないためにも、
教官が大事だ、と言う場所については押さえて置くと良いでしょう。 


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